手賀沼トライアスロン2016
8月はリオオリンピック&パラリンピックの観戦で忙しかったので、今更ですが、手賀沼トライアスロンのレースレポートです。
★★★★★★★★★
4時30分に起床し、5時30分出発。
今回は嫁さんが応援に来てくれたので、運転を嫁さんにお任せして、車内でおにぎり3個を食べ、エネルギー補給はバッチリ。
6時15分に指定の市役所第5駐車場に到着。ボランティアさんたちの誘導&声かけが素晴らしく、トイレの場所も親切に案内してもらいました。
気がつくと受付終了&トランジションのクローズ30分前なので、ささっと会場へ。
手賀沼。2年前にデュアスロンに参加して以来の2回目。そのデュアスロンと今回のトライアスロンでは、バイクとランのコースは一緒。記憶ではぼぼフラット。
受付終了&トランジションのクローズまで残り10分。急いで準備を開始。
今回は補給食を自転車のフレームに養生テープでつけてみた。でも事前にフレームの汚れを落としてなかったからつけるのに一苦労。前日にフレームの洗浄が必要。
スタートまで1時間、開会式が始まる。ここでサプライズ。9月のリオパラリンピックに出場するトライアスロン代表の秦由加子選手が、今回のトライアスロンに参加するとアナウンスが流れる。
強いのにかわいい、と手賀沼に集まったトライアスリートの心を鷲掴みにした秦由加子選手。
開会式後はみんなで体操の時間。
そして試泳。
不透明度は渡良瀬と同じくらい(入水した手が全く見えない)。違いは水の色。渡良瀬は抹茶ミルク色で、手賀沼はカフェオレ色。
この大会2週間前から2日に1回は泳いでいてるし、渡良瀬と同じような条件ということもあって、試泳した感じでは自信あり。
一度陸に上がり、嫁さんからmag-on粉末タイプを受け取り、痙攣対策はオーケー。
いよいよスタート10分前。第一ウェーブはスタート位置につきなさいということで、早くも手賀沼にイン。でも浅いので立って待機することができたし、水温も24℃でちょうどいい感じ。
集団中央に並び、いよいよスタート。
・Swim 0:32:35 143位
スタートしてから100m先で左へ回る今回のコース。しかも2つのブイの間を通らなければならず、これが狭い。我先にブイを通過しようと選手がなだれ込み、バトル勃発開始。スタートダッシュで抜き出せる実力者が羨ましい。
そこをクリアしてからは折り返しのブイまで長い直線。
まだ選手たちは密集。前に出るスペースがない。抜き去るスピードを持ち合わせていないのから、周りに合わせて泳ぐ。
ウエットスーツの締め付けのキツさが気になり、苦しくなるたびに背面泳ぎで呼吸を整える(同時に後方の選手を確認できて安心)。平泳ぎは疲れるから極力使わない。
あっという間に折り返しポイント。
ここからは選手たちがばらけて、泳ぎやすくなる。でも自分で前を見なければならないので、2ストロークに1回はヘッドアップ。
往路と復路をわけるロープを目印に泳いでいたけど、みんなはそこからかなり左側を泳いでいることに気がつく。
えっどうして?(^^;;
最初に左に曲がったブイを目標にすればいいけど、遥か前方で見えない。このままロープを目印にしてもいいかわからない。どうしよう。
結局、安全策をとり、左を泳ぐ選手たちの方へ進路をかえる。
だいぶ足を使ってしまったようで、バタ足よりも腕に頼った泳ぎに変更する。いつもの練習のようでリズムよく泳げるけど、スピードは出ない。
無事に最終コーナーをまわり、フィニッシュ。
T1 0:3:31
ウエットスーツをビニール袋に入れ、ゼッケンベルトと心拍計をつける。
事前にフレームにつけた補給食とは別に、メイタンの2runを靴の中に入れていたのでそれを手に持ち、それからメットにかけてあったアームカバーも手に持って・・・と時間がかかる。
計算したらT1にかかった時間は3分半!!ショートでは致命的。
次の99Tでは1分縮めよう。
スイムで予想以上に脚を使い、今までにない疲労感で、バイクスタート。
・Bike 1:12:43 Ave32.61km 97rpm 171/183
約8kmのコースを5周回。
左手にアームカバー、右手には2RUN。まずは2RUNを摂取しようとするものの、左手に持ったアームカバーが邪魔で、袋をあけられない。なんとか少しだけ開けた隙間から口に含もうとするけど、あと少しのところで袋から出ない。
そして10秒後
ポロッ
落としました(O_O)
そして、アームカバー。これまた一苦労。キツくて片手だけの作業では手首を通せない。DHバーを握りながら捲れば上手くことがわかったけど、99Tではアームカバーはやめよう。
ようやく準備が整い、漕ぐことに集中できるようになった。
直線基調のコースだけどくねくね曲がっているから風向きもコロコロ変わる。速度とケイデンスをこまめにチェックして、一定リズムで進むように心がける。
4週目かな?応援者の多いスタート地点すぐのコーナーで、秦選手を追い抜く。応援者の女性が「(秦選手)本当にかわいい」と声が聞こえ、心の中で激しく同意。
ラスト一周では左足がピクピク。くっ、痙攣の兆候か。落とした2RUNが悔やまれる。
高ケイデンスで筋肉の負荷を減らし、脚をブルブル震わせて乳酸を散らす。
不安を抱えてトランジションエリアへ。
T2 1:27
シューズを履き、ランパートに走り出す。と行きたいのにガーミンEDGE810がマウントから外れない(バイク用のガーミンをランでも使っています)。
10秒以上苦戦していたら、審判員から「どうされました?」と心配されました。
・Run 0:45:30 9.84km 175/199
レースプランは4:30で入り、ビルドアップ。ラン開始してから勢いよく抜かされているけどマイペースを維持。最初の1kmを予定よりやや遅めの4:37 で通過。
ここでガーミンをポケットにしまう。ラップタイムでなく感覚で走りたい(ペース上がらないときにラップタイムを知ると凹む)。
心拍は余裕。脳内から「イケイケ」と指令が送られてくる。けど、脚は売り切れ。ペースを上げたくても上げられない。
折り返しポイント時に水をかけてもらったら、最高に気持ちいい。(^o^)
これでメンタルが一気に回復。
2週目へ。
コースは一直線なので単調。バードウォッチングを楽しもうと野鳥を探してみるけど、カワウしかいない。あとはセッカの声がたまに聞こえるぐらい。
二週目の折り返し。大会を楽しもうと思い、太鼓で応援してくれてるゾーンを通過するときに手を上げてお礼を言うと、不思議と気分が乗ってくる。でも直前にかけてもらった水でシューズと靴下がビショビショで重い。ZOOTやアシックスのトライアスロンモデルなら穴が空いているから水抜けるのかな。
さぁ、ラスト一周!!。ひとりに追い抜かされたので喰らい付く。ペースは上がるが、思ったよりも辛くない。
そのまま最後の折り返し。ラスト一周時に追い抜かしていった選手が水分補給している隙に抜かし、ペースアップして差を広げる。最後はスパートをかけるタイミングが速すぎてきつかったけど、後ろの選手に抜かされずにゴール
4:37→4:42→4:42→4:43→4:49→4:45→4:43→4:37→4:31→3:18
完走者367人中/59位
Swim143位、Bike75位、Run47位
◼️次回に向けて
- トランジションで時間をかけ過ぎた。対策1.アームカバーはいらない。対策2.補給食は袋から出しておく。
- 補給食を養生テープで取り付けたけど、途中で取れた。事前にフレームの汚れを落とす必要あり。
- 新しいシューズが欲しい。
⬛️練習
- バイク→ランのブリック練が必要
- スイムはレーススピードで泳ぐ。楽な練習ばかりしていても、前の選手についていけない